☆すとーりー☆

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『マール王国の人形姫』の原作となっている
『人形姫物語』の導入部分をもとにした
マールのストーリーを紹介します。
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	昔々、マール王国という国に魂を持つ人形たちと一緒に暮らしている少女がいました。彼女の名はコルネット。ある日、コルネットは人形たちの食料であるイノチウムという鉱石を探しに妖精型人形のクルルと共に不思議の森へ出掛けました。その日はとても天気が良かったのでうきうきお散歩気分でいつもより森の奥深くへと入っていったのです。
	そこにはたくさんの鉱石があり、コルネットは大喜びしました。ところがそこに突如ミャオと名乗る魔女が現れ、せっかく集めた鉱石を奪おうとしたのです。勇気を出して抵抗をするコルネットに腹を立てた魔女は凶悪なドラゴンを召喚し二人を脅かしたのです。
	その時、突如若い剣士が現れドラゴンを一撃で倒したのです。驚いた魔女は剣士の持っていた剣の紋章を見てさらに驚きました。その紋章はなんとあのマール王国の王家の紋章だったのです。それを知ったコルネットもこの剣士が王家の王子様と知って大変驚きました。王子様はケガをしたコルネットを優しく手当し、そしてお城へ帰っていきました。
	王子様に出会ってからというものコルネットの頭の中は王子様のことばかり。会いたいけど、会うことができない。もどかしい日々が続きました。そんなある日、王子様の花嫁を探すためのパーティーが開かれることをコルネットは知りました。
	ところが、そのパーティーに参加するためには『ミス・マール王国コンテスト』で優勝しなければなりませんでした。しかし、そこに立ちはだかったのはお金持ちの娘で子供の頃からコルネットに敵対していてしかも前回の優勝者であるエトワールでした。そしてコンテスト当日、豪華絢爛な衣装で振る舞うエトワールに対抗しコルネットはなんとぬいぐるみを着てコンテストに参加したのです。意外なことにコルネットは大健闘しなんと優勝することができました。ところが、パーティーにはコンテストで着た服を着ていかなければならないことを知らなかったのです。
	パーティー当日、コルネットはぬいぐるみを着てパーティーに参加しました。そしてとても恥ずかしくてどうしようもありませんでした。豪華で贅沢なパーティーの中、コルネットの前に一人の男が現れダンスに誘ったのです。なんとそれは王子様だったのです。でも、王子様はその少女が森であった少女だとは気がついていませんでした。いよいよダンススタート。しかし普通の女の子であるコルネットが踊れるわけもなく、おもいっきり転んでしまいました。それを見たとき王子様はその子が森であった少女だということに気付きました。そして、王子様は再び優しく手を取り一緒にダンスを踊ってくれたのです。
	ダンスが終わり、すっかり夢気分なコルネットがテラスで休んでいたらそこに王子様が現れ声をかけてきました。告白のチャンスだと思い、自分の気持ちを言おうとしましたが、初めての告白にどきどきしてしまってなかなか想いが伝えられないコルネット。そして、とうとう勇気を出して王子様に告白しようとしたその時・・・
	突如現れた悪い魔女マージョリー一味に王子様が襲われたのです！一味の中には森で出会った魔女ミャオの姿もありました。そうです、マージョリーはミャオをいじめた王子様をやっつけに来たのです。ところが、あろう事かマージョリーは王子様に一目惚れしてしまったのです。そして王子様を魔法で石にしてマージョリーの城に連れ去ってしまったのです。その光景を目の当たりにしたコルネットは悲しみに暮れました。そして大好きな王子様をさらわれたコルネットはやがて自分の手で王子様を救おうと決意するのでした。

そして、コルネットは王子様を助け出すという
壮大な冒険が始まったのです。

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Illustration by Yoshiharu Nomura

	昔々、マール王国という国に魂を持つ人形たちと一緒に暮らしている少女がいました。彼女の名はコルネット。ある日、コルネットは人形たちの食料であるイノチウムという鉱石を探しに妖精型人形のクルルと共に不思議の森へ出掛けました。その日はとても天気が良かったのでうきうきお散歩気分でいつもより森の奥深くへと入っていったのです。
	そこにはたくさんの鉱石があり、コルネットは大喜びしました。ところがそこに突如ミャオと名乗る魔女が現れ、せっかく集めた鉱石を奪おうとしたのです。勇気を出して抵抗をするコルネットに腹を立てた魔女は凶悪なドラゴンを召喚し二人を脅かしたのです。
	その時、突如若い剣士が現れドラゴンを一撃で倒したのです。驚いた魔女は剣士の持っていた剣の紋章を見てさらに驚きました。その紋章はなんとあのマール王国の王家の紋章だったのです。それを知ったコルネットもこの剣士が王家の王子様と知って大変驚きました。王子様はケガをしたコルネットを優しく手当し、そしてお城へ帰っていきました。
	王子様に出会ってからというものコルネットの頭の中は王子様のことばかり。会いたいけど、会うことができない。もどかしい日々が続きました。そんなある日、王子様の花嫁を探すためのパーティーが開かれることをコルネットは知りました。
	ところが、そのパーティーに参加するためには『ミス・マール王国コンテスト』で優勝しなければなりませんでした。しかし、そこに立ちはだかったのはお金持ちの娘で子供の頃からコルネットに敵対していてしかも前回の優勝者であるエトワールでした。そしてコンテスト当日、豪華絢爛な衣装で振る舞うエトワールに対抗しコルネットはなんとぬいぐるみを着てコンテストに参加したのです。意外なことにコルネットは大健闘しなんと優勝することができました。ところが、パーティーにはコンテストで着た服を着ていかなければならないことを知らなかったのです。
	パーティー当日、コルネットはぬいぐるみを着てパーティーに参加しました。そしてとても恥ずかしくてどうしようもありませんでした。豪華で贅沢なパーティーの中、コルネットの前に一人の男が現れダンスに誘ったのです。なんとそれは王子様だったのです。でも、王子様はその少女が森であった少女だとは気がついていませんでした。いよいよダンススタート。しかし普通の女の子であるコルネットが踊れるわけもなく、おもいっきり転んでしまいました。それを見たとき王子様はその子が森であった少女だということに気付きました。そして、王子様は再び優しく手を取り一緒にダンスを踊ってくれたのです。
	ダンスが終わり、すっかり夢気分なコルネットがテラスで休んでいたらそこに王子様が現れ声をかけてきました。告白のチャンスだと思い、自分の気持ちを言おうとしましたが、初めての告白にどきどきしてしまってなかなか想いが伝えられないコルネット。そして、とうとう勇気を出して王子様に告白しようとしたその時・・・
	突如現れた悪い魔女マージョリー一味に王子様が襲われたのです！一味の中には森で出会った魔女ミャオの姿もありました。そうです、マージョリーはミャオをいじめた王子様をやっつけに来たのです。ところが、あろう事かマージョリーは王子様に一目惚れしてしまったのです。そして王子様を魔法で石にしてマージョリーの城に連れ去ってしまったのです。その光景を目の当たりにしたコルネットは悲しみに暮れました。そして大好きな王子様をさらわれたコルネットはやがて自分の手で王子様を救おうと決意するのでした。